過敏性腸症候群の症状や治療トップ > 治療法を知りたい > 過敏性腸症候群の診断基準
過敏性腸症候群の診断には、いくつかの診断基準がありますが、いずれの診断基準も大きな違いはなく、腹痛と便通異常の反復が基準となります。小児では腹部膨満感・残便感・粘液便が比較的少ないのが特徴です。過敏性腸症候群の診断基準は、腹痛あるいは腹部不快感が3カ月間以上繰り返され、その腹痛あるいは腹部不快感は排便によって軽快するか、排便回数の変化を伴うか、便性状の変化を伴うこと、これに加えて排便回数・便性状・排便状況の変化や、粘液の排出や腹部膨満感が時々みられることを基準にしています。
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医師は血液検査、便検査、レントゲン検査、内視鏡検査、S状結腸鏡検査などの複数の検査を行って、クローン病、潰瘍性大腸炎、コラーゲン性大腸炎とリンパ球性大腸炎、そして腹痛や便通の変化を起こすさまざまな病気と、過敏性腸症候群との違いを鑑別診断します。便が水様性であっても、これらの検査結果は通常は正常です。S状結腸鏡検査は痛みとけいれんを起こすことがありますが、この検査結果も正常です。腹部超音波検査、腸のX線検査、大腸内視鏡検査を行うこともあります。
除外的診断以外に、過敏性腸症候群の診断には、人間関係などのストレスが存在するか否か確認します。存在する場合その問題と症状との関係を検討します。
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